処女の出会いサイト

　

市内の電鉄会社に勤める４３才です。

妻と家庭内別居が始まってもう４年になります。日々があまりに味気なく１年程前からライブドアＹＹＣという出会い系サイトを利用するようになりました。正直いって今は、青春時代よりエッチに恵まれた毎日を送っています。

先月、ちょっと変わったタイプの女子と出会いました。年は２９才。彼女は、１年前までとある大手企業の陸上部の中距離選手でした。しかし、膝を痛めてチームを去り、いまはその企業の企画部で普通のＯＬとして働いています。それで、一般のＯＬたちと付き合うようになってようやく自分のエッチ経験の少なさが気になり始めたんですって。といって職場に適当な男がいるわけでもありません。それで出会い系でとりあえず「準備運動」をしとこうと考えたらしいんです。

「経験がないって、なんにもないの？つまり、まだ処女？」

「いいえ。２１才のときに同じ中距離選手と３ヶ月ほど付き合いました。そのとき初体験は済ませました」

「で、それからは？」

「ないです」

「彼とは何回くらいエッチした？」

「そうですね。覚えたてだったから夢中でよく覚えてないですが、２０回はしたと思います」

「そのとき感じた？」

「挿入自体は若干痛みがありました。でも、愛撫とかされると気持ちいいと感じました」

これではまるで監督と選手が競技について話し合っているみたいです。

「でも生理前とか身体が疼く日もあったでしょう？　そういうときはオナニーしてたの」

「一応していました」

「どんな風に？」

「だいたい下着の上からクリトリスを揉んでいました」

「絶頂まで？」

「はい。オナニーするときは必ず絶頂まで続けました。え？　他の女性は違うんですか？」

「よし。わかった。じゃあ続きはホテルで実地に練習しよう」

「それはお断りします」

「……どうして」

「タイプじゃありませんから」

だったら変なこと訊いてくんなよ、バカ野郎！

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